研究書 monograph

インセル時代の男たち----弱者男性で読む日米映画

著者
國友万裕 著
インセル時代の男たち----弱者男性で読む日米映画
規格
46判/232頁/定価(本体2,700円+税)
ISBN
978-4-269-73052-6
ジャンル
レベル
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アメリカの「インセル」=非自発的な独身男性と、「有害な」男らしさに悩む日本の男性。 日米の映画を通じて、ジェンダーを弱者男性の視点から考える。 男性学の権威・伊藤公雄氏(京都大学名誉教授)のコラム「理想の男」も掲載。

書籍内容 Contents

(書籍内容 Contents

0章弱者男性とは?

理想の男 伊藤公雄

1章ポストフェミニズム時代とインセル

2章女性的な国・日本の文化と男性被害

コラム闘う男

3章オタクに恋愛は必要なのか

コラム『転校生』と『君の名は。』で考えるジェンダーの変遷

4章ゲイと体育会は似ている

コラム人種問題と同調圧力

5章ブロマンス

コラム多様性の時代

6章なぜ、体育会系は性犯罪をおこす

コラムトクシック・マスキュリニティ

7章優しい男たちを解放

コラム『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(金子由里奈監督・2023

8章そして父になる

あとがき/初出/主要引用文献・参考文献