研究書 monograph

ミルトンと対話するジョージ・エリオット

著者
アナ・K・ナード著 辻 裕子/森 道子/村山晴穂 監訳
ミルトンと対話するジョージ・エリオット
規格
46判/512頁/定価4,830円
ISBN
978-4-269-82032-6
ジャンル
レベル
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ヒロイズムと救済の探求
17世紀詩人ミルトンを生涯読み続け、そこから創作意欲を触発された19世紀女性作家G・エリオット!
著者ナード女史は、両作家を徹底的に比較検証!
エリオット小説の叙事詩的意義を読み解く。

書籍内容 Contents

序章

第一部 ミルトンについて語られた物語とエリオット
 第二章 ジョン・ミルトン --恋慕のまなざしの対象と「役に立つ」娘たちの父--
 第三章 ミルトンとロモラの父親たち
 第四章 ミルトンとドロシアの夫たち

第二部 ミルトンが語った物語とエリオット
 第五章 『ミドルマーチ』においてミルトンの方法を吟味する
 第六章 『アダム・ビード』におけるエリオットのミルトンに対する異議申し立て
 第七章 わが心の自由--マギーの試練と『コウマス』のレディー--
 第八章 「より広いビジョン」--『フィーリクス・ホルト』とサムソンとエスタの物語--
 第九章 「人類の大恩人、解放者たち」--『ダニエル・デロンダ』における『復楽園』--
 第十章 結論--マギーとメアリ・アンとジョージ、および彼女たちの書物--