研究書 monograph

<アンチ>エイジングと英米文学

著者
橘 幸子/森本道孝/市橋孝道/関 良子/服部典之
<アンチ>エイジングと英米文学
規格
46判/176頁/定価(本体1,900円+税)
ISBN
978-4-269-75030-2
ジャンル
レベル
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<アンチ>エイジングの功罪
近代英米文学作品の根底に脈々と流れるエイジングとアンチエイジングの感覚を鋭くえぐり出す!新進気鋭の英米文学研究者による書き下ろし論考。
フィッツジェラルド、アーサー・ミラー、ディケンズ、ロセッティ、フィリップス夫人。

書籍内容 Contents

まえがき 服部典之

若作りにご用心 橘 幸子
一九二〇年代の若さ崇拝と『グレート・ギャッツビー』

「記憶」の危険性 森本道孝
アーサー・ミラー劇における「老い」の顛末

スクルージの改心と「長寿命(prolongevity)」言説 市橋孝道

ヴィクトリアン・ソネットにみる不老の喪失 関 良子
『生の館』の曖昧さが意味するもの

T・C・フィリップス女史の数奇な人生 服部典之
レイプされる少女から蕩尽する妊婦へ